医療プレイと浣腸の世界 もも先生の診察室

もも先生の診察室(旧ももレディーズクリニック)

肛門科-浣腸について

浣腸は人体に直接作用して影響を与えるものです。

当然リスクを伴いますので、ご自身の判断でお楽しみください。このページの内容につきましては一切医学的見地からは書いたつもりはありません。私個人の知識と経験で書いておりますので、このページの内容を参考にされて事故が起きたとしても一切の責任は負いませんのでご了承ください。

また、他人に浣腸する際はまず自分が体験してリスクの程度を把握されることを望みます。



1.薬液について

a)グリセリン

病院や家庭ででポピュラーなものはグリセリンが主成分の浣腸でしょう。ディスポ(使い捨て)浣腸はすでに50%に調合してありますが(一部55%や60%のものもあり)自分でグリセリン溶液を作る際は50%が基本です。家庭用浣腸には10cc(乳児用)、20cc(幼児用)、30cc、40ccがあります。(33ccとかもありますが、それは30ccの誤差範囲!)医療用としては30cc、60cc、120cc、150ccがあります。中には50cc、90cc、110ccなんてものもありますが大半は前者の4種類です。注入の際は液の温度を体温程度に暖めるのが基本です。看護書によると腸への刺激が少ないそうですが、個人的な感触としては暖めた方が効果は強いように感じます。

効き目は注入後すぐに「じわっ」と効いてきて、その後じわじわと波が何度も押し寄せます。その痛みの間隔も段々短くなり、効き目も強力になっていきます。我慢の基本は5分ですが、最近は病院でも2分とか3分と甘やかすところもあるみたいです。看護書によっては15分我慢させるようなことを書いたものもあるそうです。昔のイチジク浣腸には5分と書いていましたね。医療用ディスポ浣腸には最大10分と書かれたものもあり、このあたりを調べるのもおもしろいですね。

比較的強力な薬液なので、人によっては吐き気を催す場合もあります。しかし、一般的な浣腸の大半はグリセリンですので安心できる薬液ではあります。

グリセリンの瓶は100cc/500ccが一般薬局で売られています。500ccで700円~1,200円くらいです。イチジク型の家庭用浣腸は30ccで2個入りが150~250円くらい、10個入りが400円~700円くらいです。医療用ディスポ浣腸は三牧ファミリー薬局さんで120cc10個入りで3,000円くらいです。

b)微温湯

病院で行われる高圧浣腸の場合、微温湯がよく用いられます。エステの腸内洗浄も多分微温湯でしょう。微温湯の場合、刺激が少ないので500cc~1,000cc程度入れる様です。便意もおだやかで、あまり強くありません。大量に注入した場合は全部出し切ったと思っても後から出てくることがありますのでご注意ください。
c)食塩水

家庭用浣腸ではハート十字浣腸位しか採用されていませんが、食塩水でも強力な浣腸ができます。濃度を濃くした場合効き目はグリセリンよりも強力で、強引に肛門をこじ開けるような激しい便意を引き起こします。暖めて使用した時の効果はかなり強力になります。一般的には10%程度の食塩水が用いられる様です。最初は薄く作って徐々に濃い薬液も試されてはいかがでしょうか?

なお、濃度の濃い食塩水浣腸で亡くなった方もいらっしゃる様なので濃度管理には充分注意してください。量はグリセリンと同じくらいでいいと思います。

ガラス浣腸器で食塩水浣腸を行った場合、よく洗わないと塩分がこびりついて浣腸器が動かなくなります。また、食塩の結晶が残った溶液を吸い取ると、やはり浣腸器が動かなくなりますので注意してください。これだけい便意を引き起こす割りには低コストです。
d)クエン酸

食塩水に似た効果があります。お腹の中がカっと熱くなります。傷口にかかったりすると沁みる沁みる...。痔の方は避けた方がいいでしょう。濃度は...忘れました。濃い薬液は絶対に危険です。
e)食酢

最初に要注意!今までたくさんの方が食酢の原液を浣腸されて痛い目にあっておられます。場合によっては死に直結します!大抵の方は一週間は下血が止まらなかったようです。ちなみに私も...若気の至りでやっちゃいました。(笑)私の場合は一晩強烈な下痢でした。それも3分毎に行きたくなるような...。結局正露丸飲んで収まりましたけど。辞書によると20%程度に希釈するのがいいみたいです。酢も食塩水の様に強烈な便意があります。難点は酢だけに薬液が強烈に臭いことでしょうか。家のトイレで排泄すると絶対ばれます。
f)石鹸類

薬用石鹸、カリ石鹸等を使用します。効果はグリセリン等に比べるとおだやかなので高圧浣腸で大量に注入します。量は微温湯と同じか、少し少なめでいいでしょう。濃度は1~3%程度みたいです。間違えても逆性石鹸は使用してはいけません。病院の医療事故で亡くなった方がいらっしゃいます。
g)口内洗浄剤

いわゆる「リステリン」「モンダミン」などですね。私は50%に薄めて使っていますが、原液で入れても大丈夫でした。グリセリンに近い効き目があります。特筆する点は排泄後の清涼感。(笑)スースーして清々しいです。特に夏にはサッパリして気持ちいいです。
h)ドナン

塩化マグネシウムの10%溶液です。六水和物のものしか入手できなかったので20%に希釈しましたが、あまり効きませんでした。
i)1-2-3浣腸

オキシドール1:グリセリン2:微温湯3の割合で調合します。オキシドールのシュワシュワが腸壁を強烈に刺激します。危険ですのでオキシドールの配合を高めにしないようにお願いします。
2.道具について

a)ディスポ

イチジク浣腸やグリセリン浣腸オヲタなど、薬液をパッケージに詰めて、そのまま浣腸できるというものです。手軽で、どこでも使えるので便利です。初心者の方は濃度の間違いとかがなくていいでしょう。
b)ガラス浣腸器

昔の病院はガラス浣腸器が主流だったのですが、最近はほとんどディスポ浣腸になってしまいました。ほとんどの病院では先にカテーテルを付けて使用します。これはガラス部分が割れて肛門を傷つけないようにするためと、直腸の奥まで薬液を注入するためです。割れやすいので注意してください。私は今までに何本も割りました。100ccのもので3,000円位、50ccのもので1,500円くらいです。アダルトショップでは高めの値段設定になっていると思います。他にも10cc、20cc、30cc、200cc、500cc、1,000ccなどもあります。500cc以上は数万円するので一般的ではありませんが、最近は中国の輸入物が安く入手できるようになりました。
c)イルリガートル

イリゲータとも言われますが点滴の容器みたいなもので、高圧浣腸用です。300cc、500cc、1,000cc、2,000ccなどがあります。ボトル部分と注入部分の高低差を利用して液を流し込むものです。

ペットボトルがあれば簡単に自作できます。
d)エネマシリンジ

ゴム球の前後が伸びていて入り口を液の中に、もう一方を肛門に入れてゴム球を握ることにより薬液を直腸内に送り込みます。病院で使われることはほとんどありません。
3.姿勢(ポーズ)について

a)左側臥位(シムス体位)

医療現場でベッドで浣腸する場合はこの姿勢が多いみたいです。左側を下にしてベッドに寝て三角座り(体育座り)になります。右足をお腹にくっつけるような感じにすれば完成。私的には一番萌えのポーズ。このポーズをとる理由として、浣腸液を奥の方にまで送ろうとすることが挙げられます。また、看護学書によると左右のどちらを下にしても効果は変わらなかった、との報告を読んだことがあります。
b)立位(立ったままお尻を突き出すポーズ)

病院でも意外と多いポーズです。トイレで浣腸する際はこのポーズになるでしょう。カテーテルを接続する場合は直腸壁を傷つける可能性があるため、現在この姿勢での浣腸は禁止されています。
c)砕石位

いわゆるオムツを替えるポーズです。病院ではほとんどないでしょう。幼児プレイに如何でしょうか?
d)膝胸位

ベッドにうつぶせに寝てお尻を上げたポーズです。これも病院ではないでしょうね。子供の頃のイチジク浣腸はこのポーズが多かったのではないでしょうか。SMの浣腸もコレが多いですね。ちなみに手を伸ばした場合と手を縮めた場合では雰囲気が全然違います。この微妙な差を楽しめるようになりたいですね。
4.温度について

基本的には体温程度が良いとされています。低すぎると直腸に対するショックがあること、不快感があることなどの問題があり、高すぎるともちろん火傷します。一般的なグリセリン浣腸においては体温程度に暖めることで刺激を少なくする、というのが医学書上では通説ですが個人的な体験では暖めた方が速く効く様な気がします。食塩水浣腸においては顕著で、温めた方が圧倒的に効果が増します。
5.我慢について

一般的な医学書では「5分我慢すること」となっています。書物によっては2~3分とか10分とか、15分と書かれたものも存在するそうですが、大半は5分。実際に病院で浣腸された場合は昔は5分派が多かったのですが最近は2~3分派、あるいは「できるだけ」派が増えているみたいです。嘆かわしい事実!(涙)

病院の場合は看護婦さんが脱脂綿を渡してくれるところが多いですね。昔は手で押さえてくれる看護婦さんも多かったとか。

プレイでは「相手に押さえてもらう」「自分で押さえる」「押さえない」と使い分けて色々なパターン の我慢をするのも楽しいですね。
6.購入について

グリセリンやイチジク浣腸の類は一般薬局で処方箋無しで購入することができます。グリセリンは500cc入りで700~1,200円位、100ccで300円前後。30ccの浣腸は2個入りが150円~250円位、10個入りが400円~700円位です。医療用ディスポ浣腸は大半の薬局では処方箋無しでは売ってくれません。たまに売ってくれる店も存在します。ガラス浣腸器等は売っている薬局もありますが、少ないので通信販売を利用するのが無難ではないでしょうか。
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